女性が中心になって大成功したプロジェクトの記録としての好例と言えそう。

機能追加し続けるとアプリは破綻する、と深津さんが語っているが、10年以上前に行われたiモードの開発でも、同じような考え方が中心となっていたことが伺える描写があり、驚かされる。編集、キュレーション、などと時代によって変化する言葉ではあれど、なにかを取捨選択していく作業というのはこれからも重要なスキルの1つになるだろう。

それにしても、外部から来たからこそ、ではあるが、ドコモやマッキンゼーに対しての文句を堂々と書いているところが筆者らしい(良いか悪いかは別にして笑)。

★★★☆☆